2021年6月期 海藻写真
2021年6月に私がTwitter(@clado_glomerata)に載せたクレジット写真を以下にまとめました。
この月からクレジット入りの写真を投稿し始めました。
個人的にもどこかにまとめてあると助かるので、これから出来れば毎月まとめていきたいですね。
撮影場所はすべて能登半島かその周辺です。
日付は撮影日です。
分かるものに関してはなるべく種名を付けていきます。
Twitterアカウントはこちら。
最近は海藻とPUIPUIモルカー、場所中は相撲多めで呟いています。
幻想文学の世界みたい...
— 能登詞藻庵~のとしそうあん~ (@clado_glomerata) 2021年7月20日
2021.06.01
能登半島#海藻#seaweed pic.twitter.com/smjSwatMpN
使用したい画像がある場合はお知らせください。
能登産海藻 褐藻 エゾノネジモク (Sargassum yezoense)
2021.06.10
この日、能登半島に自生するエゾノネジモクを撮影することが出来ました。
褐藻
エゾノネジモク
Sargassum yezoense
この海藻はナラサモ (Sargassum nigrifolium) 同様、外海に面する波当たりの強い場所に好んで生えています。
個人的にはなかなか目にする機会の少ない種です。
まだ中能登地域しか見てまわれていないので、奥能登ではどのような所に生えているのかもっと調べたいですね。
動画の通り、波をかぶる場所に生えています。
今日は潜らずに手だけ海中に突っ込んで撮影しましたが、この程度の波でも撮るのが難しかったです。
嵐の時など、よく流されずにいますね、すごいなぁ。
そういえば深場の個体、生殖器床をつけていたような?
もう一回見に行って、頑張って押し葉標本にしたいです。
能登産海藻 褐藻 ツルモ (Chorda asiatica) とニセモズク (Acrothrix pacifica)
2021.05.31
この日、能登半島某所で褐藻ツルモ (Chorda asiatica) とその体上に着生したニセモズク (Acrothrix pacifica) を見つけました。
たくさん写真に撮ったので、このブログにも一部をあげたいと思います。
能登半島周辺に生育する海藻各種について、写真に撮れたものをこのブログにあげていくのもおもしろそうですね。
簡易的な能登半島の海藻図鑑のような雰囲気で。
それでは以下にずらずらっと写真をのっけていきます。
中には大量に着生されている個体もありますね。
波浪の影響や光阻害など不都合はないのでしょうか。
またニセモズクはツルモの体上以外では見つからないのでしょうか。
不思議な海藻ですね。
能登産海藻 紅藻 ウミゾウメン(Nemalion vermiculare) の写真
最近TG-5を使っての水中撮影にドはまりしています。
打ち上げ採集メインであった今までは、上から見下ろす構図でしか生態写真を撮ってきませんでした。
しかし一たびカメラを水中に沈めると、海藻と目線を合わせた構図や風景を写真に収めることが出来、生きたそのままの姿を見ることが出来てめちゃくちゃ楽しいですね。
気付いてよかったです、本当に。
さて、最近まわった場所でウミゾウメンが生えていましたので、写真に撮りました。
福井の小浜にいた頃は、ほうぼうの磯で見かけたように思うのですが、石川に帰ってからは意識していなかったせいか、久しぶりに見たように感じました。
これまで見下ろしてきてばかりいた海藻でしたが、水中写真に収めたことで、海中でのその姿の美しさに驚きました。
なのでこのブログを通して、少しでもその美しさを伝えられたらいいなと思います。
撮影日は最後の2枚が2021.05.28、それ以外が2021.05.30で、撮影場所はそれぞれ能登半島某所です。
ウミゾウメンは食用海藻としても有名ですが、私はまだ食べたことがありません。
つるつると涼やかで、三杯酢で食べるとおいしそうですね。
能登半島周辺の褐藻 フシイトモク Sargassum microceratium の生殖器床 ~2021.03.11~
先日、生殖器床(receptacle)を付けた褐藻ホンダワラ類の仲間
フシイトモク
Sargassum microceratium
を打ち上げ採集しました。
何気なくネットで日本語/英語それぞれでフシイトモクの生殖器床の画像を検索したところ、軽く探した限りでは見つかりませんでした。
なので簡単にこのブログで写真をあげて、ネットの海にフシイトモクの生殖器床の画像を流しておこうと思います。
フシイトモクの生殖器床については、一般に以下のような情報があります。
雌雄異株。
生殖器床は円柱状で、先端に向かって細くなっている。
長さ5mm、直径1mmで、雌雄による大きさの違いは無いようである。
総状または円錐状花序の配列をする。
春から夏にかけて成熟する。
今まで私が観察してきたフシイトモクの生殖器床も、この記述通りでした。
以下に写真を貼っていきます。
雌雄性は浅学の身の上、分かりませんでした。
お分かりになられましたら、お教えいただけますと幸いです。
その内、先日のエンドウモクのように種全体の特徴をまとめたいですね。