能登半島周辺の褐藻 フシイトモク Sargassum microceratium の生殖器床 ~2021.03.11~
先日、生殖器床(receptacle)を付けた褐藻ホンダワラ類の仲間
フシイトモク
Sargassum microceratium
を打ち上げ採集しました。
何気なくネットで日本語/英語それぞれでフシイトモクの生殖器床の画像を検索したところ、軽く探した限りでは見つかりませんでした。
なので簡単にこのブログで写真をあげて、ネットの海にフシイトモクの生殖器床の画像を流しておこうと思います。
フシイトモクの生殖器床については、一般に以下のような情報があります。
雌雄異株。
生殖器床は円柱状で、先端に向かって細くなっている。
長さ5mm、直径1mmで、雌雄による大きさの違いは無いようである。
総状または円錐状花序の配列をする。
春から夏にかけて成熟する。
今まで私が観察してきたフシイトモクの生殖器床も、この記述通りでした。
以下に写真を貼っていきます。
雌雄性は浅学の身の上、分かりませんでした。
お分かりになられましたら、お教えいただけますと幸いです。
その内、先日のエンドウモクのように種全体の特徴をまとめたいですね。