能登半島周辺の海藻

~能登詞藻庵(のとしそうあん)の海藻日誌~

2020年秋 北海道海藻採集 8日目 室蘭より愛をこめて

2020年9月30日

室蘭~苫小牧

f:id:cladoalgae:20201001032602j:plain

本日は昨日も立ち寄った電信浜へ再び向かいました。

車は近くの文化センターに停めることができます。

朝9時半ごろの様子です。

昨日よりだいぶ潮位が低いです。

f:id:cladoalgae:20201001033311j:plain

今日

f:id:cladoalgae:20201001033421j:plain

昨日

浜を歩くと、すぐにマコンブの打ち上げが目に入ってきました。

f:id:cladoalgae:20201001033629j:plain

そしてそのまま歩を進めると...

f:id:cladoalgae:20201001033807j:plain

大量のコンブの打ち上げが!!

f:id:cladoalgae:20201001033954j:plain

f:id:cladoalgae:20201001034130j:plain

f:id:cladoalgae:20201001034935j:plain

尊い...

尊すぎます...


2020年秋 北海道海藻採集 8日目(1) 電信浜コンブ打ち上げ


2020年秋 北海道海藻採集 8日目(2) 電信浜コンブ打ち上げ

 

そして昨日見つけたエンドウコンブらしき個体は、マコンブであることが分かりました。

打ち上がっている個体をよく見ると、中帯部に凸凹模様を残す個体や、途中からうっすらと残っている個体、また完全に消えて中帯部が不明瞭になっている個体など、様々なバリエーションがあることが分かりました。

f:id:cladoalgae:20201001040821j:plain

f:id:cladoalgae:20201001040459j:plain

f:id:cladoalgae:20201001040854j:plain

f:id:cladoalgae:20201001041054j:plain

f:id:cladoalgae:20201001041308j:plain

f:id:cladoalgae:20201001041536j:plain

昨日の個体

f:id:cladoalgae:20201001043650j:plain

この2個体は同じ年生のものと思いますが、模様の有無に違いがあります。

f:id:cladoalgae:20201001041949j:plain

f:id:cladoalgae:20201001042041j:plain

マコンブは1年生の個体や再生している個体でこのような凸凹模様が見られ、やがて消えていき中帯部は縁辺との境が不明瞭になっていきます。

電信浜では、中帯部に模様を残す個体が多いようです。

一方自分が函館~鹿部までに目にしてきた打ち上げマコンブには、このような凸凹模様は見られませんでした。

昨日鹿部で撮影したマコンブと比べると、その違いが分かります。

f:id:cladoalgae:20201001042409j:plain

鹿部産マコンブ

たまたまかも知れませんが、浜によって形態形質も少しずつ違っているのかも知れないですね。


2020年秋 北海道海藻採集 8日目(3) 電信浜コンブ打ち上げ


2020年秋 北海道海藻採集 8日目(4) 電信浜コンブ打ち上げ


2020年秋 北海道海藻採集 8日目(5) 電信浜コンブ打ち上げ

また子嚢斑を形成している個体も多く見られました。

f:id:cladoalgae:20201001043411j:plain

f:id:cladoalgae:20201001043449j:plain


f:id:cladoalgae:20201001043227j:plain

子嚢斑をつけたコンブもグッときます。

かっこいい...

アカバやまだ同定出来ていませんがその他の紅藻も打ち上がっていました。

f:id:cladoalgae:20201001043911j:plain

f:id:cladoalgae:20201001044056j:plain

いや~、楽しかったです。

この量のコンブの打ち上げは初めて見たので興奮しました。

マコンブの分布は大体ここまでで、ここより東はミツイシコンブの分布となります。

この日は午前中いっぱい電信浜にいて、午後からは洗濯やエンジンオイルの交換などを行い、苫小牧まで高速で移動しました。

明日も朝は高速で移動し、静内~日高の浜を見るつもりです。

それではまた。