能登半島周辺の海藻

~能登詞藻庵(のとしそうあん)の海藻日誌~

2020年秋 北海道海藻採集 5日目

※今日は移動日となったので、海藻成分は最初だけです。

2020年9月27日

懸念していた通り、本日も津軽海峡フェリーは大間発の全便が欠航となってしまいました。
朝、フェリー会社から電話で連絡を受け、大間から渡道することは諦め、青森港から乗船することにしました。
そこで大間最後の思い出に、もう一度大間崎へ様子を見に行きました。
打ち上げはだいぶ減っていましたが、それでも落ち穂拾いよろしく、少人数ですが漁師さんが拾いコンブ漁を行っていました。
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また昨日は見ることが出来なかった、ガゴメコンブの天日干しが見られました。
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こうやって加工作業が進められていくのですね。
大間をあとにした私は、一路青森港へ。
約3時間半で到着、無事に14時20分発の函館便に乗ることができました。
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部屋は雑魚寝できるスタンダード自由室です。
今日はすいていたおかげで、広々と空間が使え、横になって休むことができました。
船内では軽食用の自販機も置かれていて、昼を食べ損ねた私は、長万部名物「かにめし」をいただきました。
レンジが備え付けられていて、自分で温めることができます。
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船体後部には展望デッキがあり、自由に出入りできます。
潮風に当たりながら、船の航跡を無心で眺めていました。
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船上で望む夕陽は、美しさと共にどこか寂しげな気持ちに人をさせます。
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いよいよ北海道、故郷を遠く離れた異郷の地です。
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フェリーから降りて、まずはコインランドリーへ。
車中泊の旅で洗濯物が溜まっていくのは、地味にストレスです。
すっきりきれいに洗濯できて、さっぱりしました。
そして函館に着いたらぜひ行きたかったラッキーピエロ
学生ノリのクソでかいハンバーガー等が食べられます。
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学生の頃はペロリといけましたが、今はだいぶキツくなりました。
これで函館に来た実感が湧きました。
腹も満ちたところで、フェリーターミナルの駐車場で今夜は車中泊です。
明日からはいよいよ北海道の海藻採集がはじまります。
6日目にしてようやっと、タイトル詐欺からの脱却です。
低気圧の影響で打ち上げ増えていないか、楽しみですね。
それでは。