2020年秋 北海道海藻採集 3日目
青森県の龍飛にある義経海浜公園で一夜を明かした私は、日の出を待って打ち上げを確認しに行きました。
昨日と同じくキヌシオグサが大量に打ち上がったり、波打ち際にたゆたっていました。
残念ながらめぼしい打ち上げはこれと言ってなく、海もそこまで荒れていなかったです。
見切りをつけ一路大間へと向かったのですが、下北半島の太平洋岸に出たあたりから海と空が荒れ始め、土砂降りに強風吹き付ける大荒天となってしまいました。
ここは風間浦村にある布海苔記念公園です。
写真は6年前に私が撮影したものです。
穏やかな磯場が広がっていて、海藻観察に最適な場所でした。
ところが今日は大雨に加えて猛烈な時化に襲われ、磯場は完全に白波に飲み込まれていました。
正直打ち上げ採集うんぬんの次元ではなく、そもそも海に近付いてはいけない天気でした。
この荒天がおさまった後の打ち上げに期待します。
大間に着くと幸い雨は少し落ち着きましたが、とにかく風の強いこと強いこと。
残念ながら大間でもまともな採集は不可能でした。
わずかに打ち寄せる波の合間に、コンブ類が見えました。
う~ん、気になる...
大間ではガゴメの打ち上げ風景を撮影したかったのですが、断念。
昼食のまぐろとうにの丼ぶり、税込み2300円。
こちらはマグロの皮。
こりこりしておいしかったです。
午後から風裏に当たる半島西部の磯をのぞいてみました。
予想通り風は穏やかで海も凪いでいました。
しかし海藻の打ち上げもほとんどなし...
ここを登るのは疲れました...
結局この日は早めに宿に入りました。
既に翌日の午前のフェリーは欠航が決まっていて、一応午後便を予約しましたが運航できるか怪しいです。
江戸時代の川止め状態です。
ただ泊った宿の温泉がすごく気持ちよかったです。3日に1日は休養日にあてようかな。
明日はどうなることか。
それでは。